ビジネス文書の基礎知識編 文書の種類と書式・サイズ
●ビジネス文書の種類
ビジネス文書は、社外文書と社内文書の2種類に大別されます。
□社外文書 社外に向けてさまざまな意思表示を行うために
作成される文書で、大別すると
・取引や交渉のために作成される文書
・社交や儀礼のために作成される文書
・法務文書 官公庁への申請・届出や各種取引契約文書
などに分かれます。
社外文書の作成は、各部署の担当者が行うことが多いのですが
社外的には、会社が作成した公式文書としてみなされます。
文書に不備があれば、組織の責任という形をとらざるをえない
ため、文案からよく内容を吟味し、発信前のチェックも必ず
必要とされる重要な文書です。
□社内文書 社内業務を円滑に進める目的で作成される文書で
・指示・命令 会社組織上部→下部に伝えられるための文書
・上申・報告・届出 会社組織下部→上部に伝えられるための文書
・連絡 部署(部門)→部署(部門)に伝えられるための文書
・記録・保存 組織全体のための文書
などに分けられます。
●ビジネス文書の書式とサイズ
ビジネス文書は、社交・儀礼文書を除いて、社外・社内文書とも
A4判 横書きが一般化しています。
日本では、用紙サイズにA判とB判があり、いまでも混在して使用
しています。官公庁の届出・申請用紙は、かってB判で統一化されて
いました。
ところが、国際的にはA判用紙に統一されていることもあり、今は
官公庁の各種用紙もA4に統一されつつあります。
これは、文書の保存・ファイリングの面からも統一化が望ましく
保管書庫の統一やスペース効率にも役立ちます。
この傾向は各企業にも広がり、社内独自の指定用紙なども
A4に統一して、ひな形を作成しています。
投稿者 on 2007年10月15日 11:30
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