社外文書 お悔やみ状｜簡単 ビジネス マナー ビジネス文書作成と例文

社外文書 お悔やみ状の例文

■お悔やみ状 例文

●取引先社員死亡の知らせに接し

  ただ今、貴社営業部梶田××様のご訃報に接し
突然のこととて驚いております。心よりお悔やみ
申し上げます。
  昨年まで弊社ご担当として何かと便宜を図って
いただき、弊社出張時には若手社員と客先へ同行
いただき、営業の基本姿勢をご指導いただいて
おりました。
  つい先日もお元気な様子を拝見したばかりでしたので
にわかには信じがたい思いが致します。
  貴社におかれましても営業部の要となる人材を失われ
ご悲嘆のほどいかばかりかとご拝察申し上げます。
  本来ならば急ぎお悔やみに参上すべきところでは
ございますが、なにぶんにも遠方にて思うにまかせず
申し訳ございません。
  不本意ながら書中にて謹んでご冥福をお祈り
申し上げます。
  なお、些少ながらご香料を同封いたしました。
ご霊前にお供えいただければと存じます。

                                               合掌

●取引先社長夫人死亡の知らせに接し

  奥様の突然のご逝去のご悲報に接し、謹んでお悔やみ
申し上げます。
  かねてより御療養中とは伺っておりましたが、昨今は
ご快方に向かわれているとのお話を伺ったばかりでしたので
突然のことに信じがたい思いがするばかりです。
  ご家族の皆様方にはさぞお力落としのことと拝察申し上げます。
ことに貴台におかれましては、事業、人生のよき理解者のご逝去
ご悲嘆のほど察するに余りあります。
  ご愁傷のあまりご健康を害することなどございませんよう
お祈り申し上げます。
  心ばかりのご香料を同封いたしました。
御霊前にお供えいただければ幸いと存じます。
  いずれ改めましてお悔やみに参上させていただきますが
まずは、略儀ながら、書中をもって謹んでお悔やみを
申し上げます。

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社外文書 悔やみ状の書き方と作成

■社外文書 悔やみ状

●悔やみ状とは

取引先の代表者やその家族、社員などの死亡の知らせに
接した場合、通常はすぐに弔問して直接お悔やみの言葉を
述べるのがビジネスマナーですが、事情があり葬儀に参列
できない場合、後日訃報に接した場合などに丁重に哀悼の
意を述べる意味で作成され、送られるのが悔やみ状です。

・取引関係先の代表者、担当者の訃報に接し

・取引関係先の代表者親族、社員や担当者親族の訃報に接し

作成されます。

●悔やみ状の書き方

悔やみ状では、頭語や時候のあいさつなどの前文を省略し
直ちに、このたびは・・・と書き始めます。

文案のポイントとしては

・悲報に接した驚きとお悔やみの言葉

・生前にお世話になった思い出、死去を惜しむ言葉

・遺族への慰めの言葉と励まし、冥福を祈る言葉

などが盛り込まれます。

また、忌み言葉のチェックは重要で、弔辞が繰り返される
ことを連想させる言葉を用いないことが大事です。

（重ね重ね、ふたたび、重ねて、たびたび）など

●悔やみ状の作成

お悔やみ状は、必ず手書きにします。純白の用紙に
縦書きで、薄墨で書くのが基本ですが、書きづらい場合は
薄い罫線が入ったものでも構わないとされています。

文中に「死亡」、「死去」などの言葉はつかわず
「ご逝去」、「ご他界」などの表現にします。

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