新社会人の心得 書類の取り扱い
●会社の書類はすべてマル秘書類と認識する
会社員には、会社の機密を守る義務があります。ほとんどの会社の就業規則には
この守秘義務が記されています。当然ながら会社で扱う書類というのもすべて同様の
考え方で扱わなければなりません。
よく、ドラマやCMで書類の端に、マル秘の赤い印が押されている書類が小道具として
出てくることがあるが、マル秘などと押されてなくても会社で扱う書類は全て、マル秘
部外秘と考えなくてはなりません。
社内では、周知されているのであらためて押さないだけのことです。
もちろん、新しいプロジェクトに関する企画書とか、新製品開発計画の書類などは
トップシークレット扱いになるので、担当部署以外マル秘となっていて、書類の表には
社外秘の朱印が押されています。
問題は、新入社員、新人にもなんらかの書類が回されてくること。たとえ簡単な回覧文
であっても、決して軽く考えることはできません。また
「新人の俺などが、見れる書類がそんなに重要なわけがない。」 と自分で勝手に判断
したのでは、社会人としての認識不足、責任感不足といえます。
どんな書類でも、閲覧中にトイレにいきたくなった、上司に呼ばれたので席をはずすなどの
場合、開いてある書類はきちんと閉じるか、伏せる、または裏返すくらいの注意力は必要です。
念を入れるなら、机の引き出しにしまうのがいい。
特に、営業部などの外部の人間が多く訪ねてくる部署では、こうした小さなことでも
情報漏れの手段として必須と覚えておこう。
投稿者 on 2008年04月05日 16:40
【心得 社内行動カテゴリーの関連記事】
・新社会人の心得 社内での人とのつきあいかた(2)
・新社会人の心得 社内での人とのつきあいかた(1)
・新社会人の心得 ミスの際の謝りかたも大事
・新社会人の心得 アポなし来客への応対
・新社会人の心得 見知らぬ人に会ったら、きちんと声をかけよう
・新社会人の心得 会社のメールアドレス
・新社会人の心得 使ったOA機器の設定は基本状態に戻す
・新社会人の心得 書類の取り扱い