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心得 敬語の記事一覧
新社会人の心得 社内での敬語使用例
■新社会人の心得 社内編 敬語の使用例●ビジネスシーンでの上司との会話敬語例
Q. 上司に、呼ばれた場合
A.「はい、ただ今まいります。」
Q. 予定を聞かれた場合
A.「本日は、3時から××社との打ち合わせが
入っております。」
Q. 仕事の指示を受けた場合
A.「はい、かしこまりました。」
Q. 書類を見るように渡された場合
A.「拝見します。」
Q. 打ち合わせ等の指示を受けた場合
A.「承知いたしました。××時に会議室にまいります。」
Q. 商談への同行の指示を受けた場合
A.「ビジネス物産社との2時のお約束ですね。
かしこまりました。」
※会議、商談などの出席、同行については、必ず
時間を確認するようにします。
●上司に伝えたい場合
「少々うかがいたいことがございます。(ございまして)」
●上司に特別な願い事を伝えたい場合
「折り入って、お願いしたいことがございます。(ございまして)」
●緊急ではない案件書類などを提出する場合
「お時間のあるときで、けっこうですのでご覧
いただけますでしょうか。」
●報告書類などを提出する場合
「報告書ができあがりましたので、ご覧いただけますか。」
●上司に忙しいなか、時間をとってもらいたい場合
「××分ほどお時間をいただきたいのですが、
いつごろでしたらよろしいでしょうか。」
●忙しそうなところに、声をかける場合
「お忙しいところ、申し訳ございません。(ございませんが)」
■よく使う日常語の切替
日常語 丁寧語
僕、私 わたくし
わたしたち わたくしども
どこ どちら
さっき 先ほど
あとで 後ほど
少し 少々
どうしますか いかがなさいますか
いいですか よろしいでしょうか
すみませんが 恐れ入りますが
新社会人の心得 社外電話での敬語フレーズ使用例
■新社会人の心得 敬語の使用例●社外電話での敬語使用例
●すでに取引のある会社へかける場合
「いつもお世話になっております。ビジネス物産の加治でございます。」
【誤り例】 島さんいますか。
まずは、初めに挨拶、つぎに会社名と名前を伝えるのが常識。取り次ぐ方の
名前はその後になります。
●初めての相手、取引のない会社にかけた場合
「恐れ入ります。わたくし、ビジネス物産の加治と申します。」
【誤り例】 加治という者ですが。
「何々と申します。」という言い方は、面識のない相手に用いられます。
●電話をかけたが、相手が不在で、ふたたびかけ直すときの会話例
「たびたび恐れ入ります。先ほどお電話したビジネス物産の加治でございます。」
【誤り例】さきほど、電話したビジネス物産の加治ですが。
相手にかけ直してやっているという印象を与えてしまいます。
●かけた先が、間違い電話であることに気づいた場合にいう言葉
「失礼ですが、そちらは1234-××××の初芝電産様ではございませんか。」
【誤り例】 あっ、間違えました。
念のため、電話番号が合っているか確認してから、「申し訳ありませんでした」と謝ります。
■取次ぎを依頼する場合
●役職のない人の取り次ぎを頼む場合
「勝木様はおいでになりますか。」
【誤り例】 勝木さんはおられますか。
「おられますか」は謙譲語の「おるJ を用いた言い方になります。
●役職についている人の取り次ぎを頼む場合の敬語例
「勝木課長はいらっしゃいますか。」
【誤り例】勝木課長さんはいらっしゃられますか。
役職名は、それ自体が敬称なので「さん」はいりません。また「いらっしゃられる」は
二重敬語になります。
新社会人の心得 敬語は使ってはじめて身についてくる
■新社会人の心得 敬語について知る●敬語は使ってはじめて身についてくる
敬語は大きく、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つに
大別できます。社会人になって、誰もが一度は
つまずき、間違った使い方をしてしまうのが敬語です。
ビジネスマナー書で読んだり、人に尋ねたりして頭では
わかっていても、テストで答えを書くのとは違います。
目の前にいる人間が相手であるため、ケースバイケース
で、その使い方が、臨機応変につかわなければならない
ことが求められるからです。
敬語を使いこなすには、慣れと実地の訓練しかありません。
「言葉づかいは実践してはじめて身につく。」
克服するためには、百人百様のパターンに慣れれば
いいのです。そのために必要なのは、誰とでも会話する
チャンスを作っていくこと。
まずは、社内には大勢の社員がいます。同僚もいれば
先輩・上司もいます。まずは同僚へでも話しかけてチャンスを
作っていく。次は先輩に次は上司にと、話しかけることを
恐れず、会話するチャンスをつくって場数を踏めば、敬語の
上達は早くなります。
幸いなことに、社内でのこういった会話の訓練は、上司以外で
あれば、間違った使い方をしても、大きなミスにはなりません。
素直に謝り使い方を実践勉強していましたと報告すれば、正しい
使い方を教えてくれることでしょう。
正しい言葉づかいをマスターするには、机上の勉強だけでは難しい。
何より実践することが、確実に身につけていくためには一番の方法
なのです。
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