新社会人の心得 社外電話での敬語フレーズ使用例
●社外電話での敬語使用例
●すでに取引のある会社へかける場合
「いつもお世話になっております。ビジネス物産の加治でございます。」
【誤り例】 島さんいますか。
まずは、初めに挨拶、つぎに会社名と名前を伝えるのが常識。取り次ぐ方の
名前はその後になります。
●初めての相手、取引のない会社にかけた場合
「恐れ入ります。わたくし、ビジネス物産の加治と申します。」
【誤り例】 加治という者ですが。
「何々と申します。」という言い方は、面識のない相手に用いられます。
●電話をかけたが、相手が不在で、ふたたびかけ直すときの会話例
「たびたび恐れ入ります。先ほどお電話したビジネス物産の加治でございます。」
【誤り例】さきほど、電話したビジネス物産の加治ですが。
相手にかけ直してやっているという印象を与えてしまいます。
●かけた先が、間違い電話であることに気づいた場合にいう言葉
「失礼ですが、そちらは1234-××××の初芝電産様ではございませんか。」
【誤り例】 あっ、間違えました。
念のため、電話番号が合っているか確認してから、「申し訳ありませんでした」と謝ります。
■取次ぎを依頼する場合
●役職のない人の取り次ぎを頼む場合
「勝木様はおいでになりますか。」
【誤り例】 勝木さんはおられますか。
「おられますか」は謙譲語の「おるJ を用いた言い方になります。
●役職についている人の取り次ぎを頼む場合の敬語例
「勝木課長はいらっしゃいますか。」
【誤り例】勝木課長さんはいらっしゃられますか。
役職名は、それ自体が敬称なので「さん」はいりません。また「いらっしゃられる」は
二重敬語になります。
投稿者 on 2008年04月07日 16:41
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