新社会人の心得 アポなし来客への応対
●アポなし来客への応対
会社の窓口には、アポイントメントなしで訪れる来客も
少なくありません。飛び込みのセールスマンのような場合は
はっきりと、目的を告げてくれるので対処の仕方もわかりますが
困るのは、目的のはっきりしないアポイントなしの来客の場合です。
入社して間もないので、まだよくお客の顔と名前が一致していない
新人にとっては、どう応対したものか悩むところですね。
こういった場合、来客だからといってむやみに取り次ぐのは
やめましょう。
来客が名指しした人にとって、その人は会社には、訪ねてきて
もらいたくない相手というケースもあるのです。
ここはひとまず、名前と社名などを聞いて簡単に用件も確認して
みましょう。
そのうえで、名指しの人に、
「××社の××様が××のご用件でお見えですが。」と告げて、都合を
確認してみるのがうまい応対法です。
会う必要がある人であれば、「××室にお通しして」などと指示
されるので、後はそれに従えばよいことです。
また、社内の様子が来客から見えない場合は、
「出かけていることにしてください。」と言われる場合もあるでしょう。
その場合も、それを丁寧に伝えればよいことです。
ですから、名指しの人が社内にいることがわかっていても、むやみに
部署に案内することも当然やめるべき行為ですね。
会社への訪問は基本的にアポイントをとってからというのが原則です。
アポなしできた人に、そんなことをすると、名指しされた人に迷惑を
かける結果になるケースもあります。
会社を訪れる人がすべて、喜ばれる客ではなく、ときには
「招かれざる客」もいることを、常に頭に入れておく必要があるのです。
投稿者 on 2008年06月02日 18:53
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