新社会人の心得 社内での人とのつきあいかた(2)
親しき仲にも礼儀ありという格言は、いつの時代でも会社という社会では
とても大切なことです。
たとえ部署内の同僚や同期入社の人でも、やはり学生時代の仲間とは
違います。それぞれ仕事について、なんらかの役割を与えられています。
その役割に敬意を払うという気持ちが大切です。その気持ちの表し方は、
頼むときの「すみません。」、してもらったときの「ありがとうございます。」などの
感謝の言葉、そして朝一番の「おはようございます。」のあいさつなどの
相手に敬意をはらった接し方からはじまります。
会社勤めがはじまりますと、自然と気の合った同僚や先輩と親しくなってきます。
そこから、私的なつき合いが深まってきます。
おたがい、人間ですから、お酒などを口にすればつい会仕や仕事の不満や
上司への愚痴も言葉にしがちです。
できれば、そんな話は出そうな飲み会はさけたいものですが、少なくとも自分の
口から、同僚や上司の悪口などは口にするべきではないと律しておきましょう。
この悪口は、必ず自分にとってマイナスにはねかえってきます。
また、なにより気持ちのよい行為ではありません。
◆無礼請などの言葉は社内宴会の挨拶と考える
会社では、社員同士の親睦を深める目的でとききどき酒席(宴会)が設けられます。
部署内の小宴会なら、まだしも気をつけなくてはならないのが社長、役員が
同席する酒席(宴会)です。
新年会、忘年会、社内旅行宴会などがその代表ですが、席上よく
「今日は、無礼講でいこう。」などの挨拶がおこなわれます。
宴会だから、あまり気をつかわず、上下のへだてなく大いに飲もうと
いうことなのですが、これはあくまで社員に気を使わせないという
上司の気配りの言葉ということを覚えておきましよう。
こんなときこそ、とくに油断禁物です。言葉上そうはいっても、上司や
上役はたとえ酒席でも、自分の立場を無視されるのを最も嫌います。
それで、失敗した人も数多くいるのです。
飲む前からそのことを心得ておきましょう。
投稿者 on 2011年02月06日 10:15
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