新社会人の心得 使ったOA機器の設定は基本状態に戻す
●コピー使用後は設定を元に戻す
新人のうちは、先輩や上司から
「この文書、10部ずつコピーとって、綴じてくれる。」などと
頼まれることが多いものです。いったいコピーって1日何枚くらい
するもんなんだと驚くくらい、コピーの使用頻度は多いんです。
大量部数をコピーする機械は、ソーター(自動で仕分けする装置)などが
ついているので、簡単といえば簡単。まあそういった仕事を頼まれて
いるうちに、せっかくですから最新鋭のコピー機の賢い使いかたを
覚えておきましょう。
覚えておけば、将来、何かの機会に「このコピーは、この機能を使えば
すぐできるよ。」などと、後輩の社員に教えてあげることもでき貴方の株も
あがるというものです。
ところで、いまやオフィスの必需品のコピー機の使い方も、使用頻度が
高いものだけに注意しておきたいことがあります。それは使うのは貴方
一人ではないこと。
常に次に誰かが使う場合を念頭に置くことです。自分が誰かに頼まれて
使用したすぐ後に、やはり他部署の新人が同じように頼まれてコピー
することは当たり前のことなのです。
自分がコピーしたときに、前述のソート機能や拡大や縮小機能、ズーム
機能などを使用したら、必ず設定は基本の原寸状態に戻しておきましょう。
大量コピーの場合も同様に、セットは枚数1に戻しておきましょう。
とにかく、いつも機械の設定を、基本の状態にしておくことが大切です。
もし、あなたが設定倍率を変えて何十枚ものコピーをとった後、機械を
そのままにしておくと、何も知らないその後の利用者が次にやってきて
設定に気付かないまま一枚だけコピーをとろうとしても、何十枚も
コピーが出力されてしまいます。これは、即、経費のムダ使いになります。
コピーというものは、購入・リースにしろ保守契約がつきまとう事務用機器
です。導入時の契約によりますが、大体1枚あたり、5~9円くらいの使用
料金が保守料金としてとられてしまいます。つまり10枚の無駄なコピーは
最低50円+コピー用紙代となるわけです。
また、それより大きいのが、無駄コピーをとった利用者の時間的損失です。
無駄コピーを破棄して、必要なコピーをまた取り直す手間と時間はなんとも
もったいないですよね。
格言 使ったOA機器の設定は基本状態に戻す。
投稿者 on 2008年04月24日 14:01
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