新社会人の心得 社内での会話・尋ね方
●同期入社の同僚との会話も社内ではていねいな言葉で話す
同期入社の同僚や、入社時期は違うが、年齢も近く同じような大学の
同じような学部を出ているため、話題もよくあい、とても打ち解けた会話が
できる相手と出会えるのは、男女を問わずとてもうれしいものです。
堅苦しい社内で、そこだけは、まるで学生時代に戻ったような気分に
させてくれる同僚の存在はとても大切で、大事につきあっていくべきでしょう。
しかし、職場での人間関係が円滑になるのはいいことだが、その度が
過ぎると、ほかの人たちに「公私のけじめがない」と受け取られかねません。
まして、たまたま来客中に、友達に話すようなフランクな調子で会話を
しているのが聞こえたりすると、会社の社員教育への問題にもかかわってきます。
友達づきあい自体を束縛する必要はないが、フランクな会話はせめてランチタイムに
社外で楽しむくらいにとどめ、仕事の場ではきちんとした言葉づかいでのぞむようにしましょう。
●仕事中の人に話しかけるときは、まず相手の状況をみる
新入社員が、さて自分の仕事にとりかかったものの、「あれ!、これは」と
いう疑問が出て、担当者に尋ねなければ処理できない事態が発生した。
これは、おおいに有り得ることですが、尋ねようとした人は、熱心にパソコンに
向かっていて、データか何かを作成中の様子である。
こういうときに、とにかく自分の仕事を片付けたいために、相手の状況を
無視して質問しにいくのは、やめておくべきです。
仕事には、仕事のリズムがあり、人ぞれぞれにそのリズムで作業して
います。ちょっと様子をみていると、缶コーヒーのCMではないが
いま、ほっと一息ついたようだとか、今ファイルを閉じたので、今ならいいかな。
とかのチャンスが見えてくるようになる。
つまりは、簡単な人間観察をしてから話しかけなさいということです。
これは、自分が逆の立場に置かれたときのことを考えればわかることです。
その人は、上司から言われて何分までにデータを入力しなければならない
立場だったかもしれないからです。
社内でも、社外でも、人とのつきあいをうまく円満に保つ秘訣は
「自分がされてほしいことを相手にしてあげる。されてほしくないことは
相手にしない。」
この視点で、物事を判断してみることです。
投稿者 on 2008年04月08日 11:58
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