新社会人の心得 来客によって態度を変えてはいけません
●来客によって態度を変えてはいけません
会社には、いろいろな人が訪ねてきます。自社製品を
購入してくれたり仕事を発注してくれる取引先の人もいれば、
逆に、こちらが製品を仕入をする会社の担当者もいるわけです。
この両者の立場は、まったく反対であり、訪ねてくるときの
態度も、しぜんと違ってきます。
しかし、人を迎える立場であるこちらとしては、どちらも来客で
あることには変わりはありません。
取引先には、大切な顧客だからとていねいに応対して、こちらが
買う立場の相手には横柄な態度で接するのは、まったく間違った
考え方です。
どちらも、お互いが協力して成り立っている関係であることに
変わりはないのです。
どうしても買っていただく顧客を大事に考えがちですが、実は
顧客に売る商品を仕入れさせてくれる仕入先も、とても大切で
なくてはならない存在なのです。
現実に、お客様から受注を受けたはいいが、経営状態調査で
ブラックリストに乗ってしまい、現金前払いでしか商品を仕入れられない
などというケースもあります。
そうなれば販売自体が成り立たなくなってしまいます。つまり販売・仕入が
円滑に進んでこその健全経営といえるのです。
そう考えれば、どの立場の相手であろうと、ていねいに応対するのが
社会人として当たり前のことであるということがわかると思います。
どんな人にも同じ応対をする貴方の評価は、自然と知らず知らずのうちに
社外・社内の両面から高い評価を受けるようになっていくでしょう。
常にきちんとした応対ができるよう、心がけておきましょう。
投稿者 on 2008年05月31日 14:35
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