手紙文の書き出しと結び 7月
手紙は、書き出し部分で悩まなければすんなり書いて
いけるものです。
つまり、書き出しの文句がうまく浮かばないことが手紙を
おっくうと感じる大きな理由なのです。
時節ごとにあった書き出し文の定番をうまくアレンジして
手紙を書く習慣を続けてみてはいかがでしょう。
●7月【文月】にあった手紙の書き出し
7月といえば、やはり猛暑のはじまりの月です。梅雨空から暑さへの
移り変わりに関する話題が多くなります。
また、各地で夏の風物詩としてのお祭りがおこなわれますので
お祭りに関する書き出しも7月の季節にあったものとなります。
●7月にあった手紙の書き出し
7月は、二十四節気でいうと、夏の区分に入り
●小暑(しょうしょ) 7月7日ころ
このころより、本格的な夏の暑さがおとずれるころと言われています
●大暑(たいしょ) 7月23日ころ
1年中で、最も暑い盛りのころ。
にあたります。
※時期は目安ですが、この前後にあった季語の書き出しを使いましょう。
●7月上旬ころ
・薄暑の候、今年はから梅雨を思わせるような天気が続いております。
・今年も麦のとり入れの季節を迎えました。
・今年もまた梅雨の季節を迎えましたが、いかがお過ごしですか。
・今年も七夕の短冊にお願いごとをしました。お元気でお過ごしのことと思います。
・夏の装いとなり、街は一段と明るさを増したようです。
●7月中旬ころ
・暑さいよいよ厳しき折、お元気でしょうか。
・蝉の声もにぎわしい季節となりました。
・朝顔が色とりどりに咲き競つころ、朝夕の水やりが楽しみです
・エアコンの日々に、自然の涼風へのあこがれがつのりますね。
・崇と舞(子どもたちの名前)は、今から海に行くのを楽しみにしています。
・冷えたビールがひときわおいしい季節となりました。
・虫取り網をもった子どもたちを見るたび、昔を思い出しています。
●7月下旬ころ
・連日の猛暑、お健やかにお過ごしでしょうか。
・蝉時雨の季節。夕方の涼しさを待ちわびてしまいます。
・土用に入り、暑さはますます厳しくなってまいりましたね。
・今年の××(地域の名前)の、花火大会は××万発の規模とのこと。
・海に山に忙しい日々となりました。
・蒸し風呂のような暑さにうだっています。
・草木も暑さにぐったりしているようです。
・今年の暑さはまた、格別のようです。
●7月の結びの言葉
・夏の到来とともに、心は海へ山へと飛んでしまいます。
暑さに負けず、元気に過ごしましょう。
・暑さ厳しき折、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
・炎天に負けない体力を鍛え、元気な夏をお過ごしください。
・暑熱耐えがたきこのごろ、くれぐれもご自愛のほどを。
・本格的な夏を迎えました。ご一同様のご健康を心より
お祈り申し上げます。
投稿者 on 2008年06月26日 18:41
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