手紙文の書き出し 5月の書き出しと結び
手紙は、書き出し部分で悩まなければすんなり書いて
いけるものです。
つまり、書き出しの文句がうまく浮かばないことが手紙を
おっくうと感じる大きな理由なのです。
時節ごとにあった書き出し文の定番をうまくアレンジして
手紙を書く習慣を続けてみてはいかがでしょう。
●5月【皐月】にあった手紙の書き出し
5月は端午の節句、ゴールデンウイークなどもあり、また
青葉生い茂る、生命の息吹を強く感じさせる月です。
出かけることも多いので、その思い出や感想を手紙で
伝えてあげるのもいいでしょう。
5月は、二十四節気では、夏にあたり
●立夏(りっか) 5月6日ごろ
夏の始まりで、木々の緑も生気が満ちてきます。初夏の風さわやかなころ。
●小満 (しょうまん) 5月21日ごろ
陽気が満ちて、すべてのものの成長が盛んな時期。「麦秋」のころ
が、あてはまります。
※時期は目安ですが、この前後にあった季語の書き出しを使いましょう。
●5月上旬ころ
・ゴールデンウイークは楽しく過ごされましたか。
・金化のみぎり、行く春の惜しまれる今日このごろです。
・薫風さわやかな五月、新茶が待ち遠しい季節です。
・吹く風も一段と心地よく、半そで姿も見られるようになりました。
・卯の花の匂いに、故郷の垣根を懐かしく思い出しました。
●5月中旬ころ
・目に主旦柴と申しますが、青葉若葉を渡る風もすがすがしい季節となりました。
・お母様の好きなバラの美しい季節が訪れました。
・赤やピンクのつつじの花がひときわ鮮やかに映ります。
・バラの新芽が生気に満ちています。その後いかがお過ごしでしょうか。
・鰻美味しい季節。自然のすばらしさを実感するこのごろです。
・新緑がまぶしい好季節久しくお目にかかりませんが、お変わりございませんでしょうか。
●5月下旬ころ
・春愁の候、行く春が惜しまれるこのごろです。
・軽暑の候、日ざしに初夏を感じるころとなりました。
・残春のころとなり、街路樹の緑も日ごとに濃くなってまいりました。
・レースのカーテンの向こうから、初夏の光がさし込む気配です。
・吹く風は、はや夏めいたようにも感じられます。
●5月の結びの言葉
・季節の変わり目ゆえ、くれぐれもお体を大切においと
いください。
・木の芽どきは体調をくずしやすいと申します。どうぞ
お気をつけて過ごされますよう・・・・
・五月晴れの空に泳ぐ鯉のぼりに、元気づけられるこの
ごろです。お互いに頑張りましょう。
・汗ばむ日があったかと思うと、肌寒い日が訪れたり。
とかく気まぐれな五月の気候ですが、お体には十分お
気をつけください。
・一年じゅうで最もさわやかな季節です。大いにおいし
い空気を吸って、エネルギッシュに過ごしましょう。
投稿者 on 2008年04月14日 13:22
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