手紙文の構成 書き出し
手紙文の構成、形式と改まって考えると堅苦しく、面倒と
思いがちですが、要は、4つのブロックに分かれているいう
ことだけです。
●構成の4ブロック
1.前文 (はじめのあいさつ)
2.主文 (用件)
3.末文 (結びのあいさつ)
4.後あと付づけ (日付、署名、あて名)の
四つのブロックで構成されます。
ですから、逆を言えばその4つをなんとなくでも覚えておけば
はがき、FAX、メールに、ある程度の応用が利くのでとても
役にたちます。
1、前文 はじめのあいさつ
●頭語
日常会話でいう「こんにちは」、「おはようございます」
などにあたる部分。
頭語 としては、「拝啓」、「謹啓」、「拝呈」、「謹呈」、
「謹白」、「粛白」などがあります。
●時候のあいさつ
日常会話でいう「今日は寒いですね」、
「木枯らしが強かったですね」などにあたる部分。
※時候のあいさつについては、よく使われるものを
以下に掲載しています。
http://guide-support.net/season_letter/4/
●安否のあいさつ
日常会話でいう「元気でしたか」、「風邪ひかないでね」
などにあたる部分。
「その後、いかがお過ごしでしょうか。」
「皆さまにはご健勝のこととお喜び申し上げます。」
「ご家族の皆様もお元気でお過ごしの ことと拝察いたします。」
「お元気でご活躍とのこと、なによりでございます。」
などが、一般的に使われる「安否のあいさつ」と
なります。
今は、手紙を書く人も、かなり少なくなってきました。筆をとるのは
年賀状のときくらいということも少なくありません。
電話やメールでなく手紙として考えるのは
・電話ですませては失礼な相手、または用件のとき
・冠婚葬祭、贈答など儀礼的な用件のとき
・書面で伝えたほうが便利な内容のとき
などの理由のときが多いはずです。
ある程度の形式に沿って書かれた手紙は、それだけで
相手への尊敬と礼が感じられる手紙に仕上がります。
投稿者 on 2007年12月25日 19:00
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