手紙文の書き出し 6月の書き出しと結び
手紙は、書き出し部分で悩まなければすんなり書いて
いけるものです。
つまり、書き出しの文句がうまく浮かばないことが手紙を
おっくうと感じる大きな理由なのです。
時節ごとにあった書き出し文の定番をうまくアレンジして
手紙を書く習慣を続けてみてはいかがでしょう。
●6月【水無月】にあった手紙の書き出し
6月といえば、やはり梅雨の話題がもっとも多くなります。
湿気が強くじめじめとしたうっとおしい気分になりがちですが
梅雨があければもう夏。そのじめじめとした梅雨も日本の風土には
なくなてならないものです。
四季を感じられる日本はほんとうに素晴らしい国ですね。
6月は、二十四節気でいうと、夏の区分に入り
●芒種(ぼうしゅ) 6月6日ごろ
田植えの始まる頃、芒(のぎ)のある稲や麦を植えることから
きたとされています。
●夏至(げし) 6月22日ごろ
1年中で、一番昼が最も長い時期。暦のうえでは暑さの盛りですが
実際には、約1ヶ月後になります。
が、あてはまります。
※時期は目安ですが、この前後にあった季語の書き出しを使いましょう。
●6月上旬ころ
・薄暑の候、今年はから梅雨を思わせるような天気が続いております。
・今年も麦のとり入れの季節を迎えました。
・今年もまた梅雨の季節を迎えましたが、いかがお過ごしですか。
・吹く風もどことなく夏めいてまいりました。
・夏の装いとなり、街は一段と明るさを増したようです。
●6月中旬ころ
・うっとうしい梅雨の季節となりました。
・入梅の候、あじさいの花が色鮮やかでございます。
・いよいようっとうしい梅雨に突入ですね。
・じめじめした毎日が続きます。せめて心はカラッとしたいものですね。
・プール開きに子供たちは張り切っています。
・花菖蒲の濃い紫が目にしみる思いです。
・梅雨の晴れ間の太陽に、洗濯にお忙しいのではないでしょうか。
●6月下旬ころ
・梅雨明けも間近。いよいよ海・山のシーズン到来です。
・長雨の候、雨また雨の毎日に少々気がめいっております。
・向暑の候、青田を渡る風もさわやかな季節となりました。
・から梅雨との予報に水不足が心配のこのごろです。
・梅雨寒のする今日このごろ、皆様にはお変わりございませんか。
・梅雨の晴れ間に燕が忙しそうに飛んでいます。
・夏が待ち遠しくて、麦わら帽子を買ってしまいました。
・いよいよ短夜の季節を迎え、日一日と夏めいてまいりました。
・あじさいの花が長雨にぬれています。
・待ちに待った梅雨明けも間近のようです。
・初蝉の声を聞く季節となりました。
●6月の結びの言葉
・うっとうしい毎日ですが、せろて心だけはさわやかに過ごしましょう。
それでは、お元気で。
・梅雨の合間の青空はもう夏です。暑さに負けぬ体力を養っておきましょうね。
・梅雨明けも間近とのこと。雨の外出もまた風情あるものです。
ぜひ一度お出かけください。
・梅雨明けを心待ちする毎日ですが、どうぞご機嫌うるわしく
お過ごしくださいませ。
投稿者 on 2008年05月29日 18:27
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