年賀状には出す人の個性が大事です

■年賀状には個性を持たせましょう

●年賀状には、どんなことでもいいから添え書きを書こう

　年賀の挨拶は、近親や友人など、親しい間がらでも、改まった正しい言葉を
用います。そのためなのでしょうか。近年は賀詞もあいさつも住所や氏名まで
印刷されたものを出しておしまいという傾向が強いようです。

  確かに、何十枚と出す年賀状をすべて手書きとするのは大変な作業と
時間がかかります。しかしＡさんに出す年賀状とＢさんに出す年賀状では
伝えたい事柄が違って当たり前です。
 
  印刷された文面でもかまいませんが、せめてこちらの近況を伝える言葉は
自筆で書き添えて、心が通う年賀状を出してあげたいものです。

  年配の方からいただく年賀状には、賀詞のあとにお互いの安否や最近の
習い事への感想やら、新年の抱負などが何かしら述べられています。

  習いごとで学んだ、短歌や俳句を披露したり、書を習っている人は
年々、賀状に書かれている文字の上達振りがうかがわれたりします。
やはり、そういった年賀状は味があり、後で読み返すのも楽しみです。

  また、用紙や年賀の意匠に独白の工夫をしている方もおります。
それもいただく方からすれば、とても楽しみなものです。

●年賀状に書く日付

　年賀状の日付は「平成二十一年一月一日」「２００９年元旦」のように
年号から書きます。（答礼の場合も同様です。）。
ここで、気をつけるのは、元旦という語句は「一月一日」を表す意味ですので
「一月元旦」などと書いてしまうと言葉の重複になってしまいます。

　また、用紙に趣向をこらして出す年賀状は、年賀と印刷されていませんので
その場合は、切手の下の部分に「年賀」と朱で書くようにします。
年頭に遅れて配達されぬよう、年賀郵便特別扱いの期間を利用することも
大事です。

●一般的な年賀状の例文

１．明けましておめでとうございます。
　　  旧年中はなにかとお世話様になりまして
      ありがとうございました。

　　  今年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

　　　  平成二十一年元旦

　　　　　　　　〒111-2222
                  東京都奥多摩村字奥の奥1123
                              奥住金太郎
                  電話番号 03-1234-XXXX
　　　　　　　　　　　　
２．賀　正

　    年頭にあたり謹んでご一家のご清福を
      お祈り申しあげます。

　    本年も格別の御指導を願いあげます。

　　　  ２００９年元旦

　　　　　　　　　〒111-2222
                  東京都奥多摩村字奥の奥1123
                              奥住金太郎
                  電話番号 03-1234-XXXX

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投稿者 on 2008年11月22日 14:03

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