結婚スピーチ 新婦側の同僚(女性)より

■結婚スピーチ 新婦側の同僚(女性)より

  成宮様、かおりさん、本日はおめでとうございます。またご両家
ご親族の皆さま、おめでとうございます。

　ただいま、ご紹介いただきました上島彩と申します。
かおりさんとは、いまの職場でご一緒するようになってから、三年近くに
なりますが、お互い郷里が、北海道ということもありまして、共に
励まし合ってきました。北海道といっても札幌と小樽ですので、かなり
離れてはいるのですが、きっと故郷から遠く離れてといった気持ちが
通じ合ったというのでしょう。最初お会いしたときから、何か、以前から
知り合っていたような親しみ人にさえ思えました。

　成宮さんとのお話も、以前から伺っていて、とてもうらやましく思えて
なりませんでした。かおりさんからは
「あやちゃんも、早くこの人とならという出会いがあるといいね。」と
といわれておりますが、残念ながらそのほうはまだまだ先のようです。

　私たちのトレースデザインという職業は、よくお客様からも
｢腕に、技術を持っていていいわね。｣といわれますし、たしかに身に
つけた技術が頼りなのですが、何年やっても、毎日が勉強のように
次から次へと学んでいかなければなりません。

  また、依頼をいただくお客様もやはり十人十色の好みをお持ちですし
会話の中から、その好みを予測してプランニングをご提供しなくては
なりません。

  トレース技術はですが、接客態度やマナーなども必ず覚えておかなければ
なりません。結構、身体も神経も疲れるものなのです。

　かおりさんは、そうした点もたえず自分から進んで学び、吸収しようと
するとてもプロ意識が強い方で、私たちデザイン部の女性陣のリーダー
的存在でございます。

　ですから、成宮さんにぜひお願いしたいことは、これからも仕事を
お続けになるかおりさんを、どうぞ応援し協力してあげてほしいと
いうことです。

  家庭も大切にし、自分の仕事も大切にしたいというかおりさんの
生き方は、やはり女性特有のものかもしれませんがお二人の協力が
あれば、きっと素敵なご夫婦になられることと存じます。

すばらしい結婚生活となりますようお祈りしております。

本日はまことにおめでとうございました。

●チェックポイント

新婦の職種が、特徴のある仕事のため、具体的な内容を
紹介しています。結婚後も仕事を続ける同僚のために
最後に新郎に協力をお願いしている例文です。
　　
理容師、写植、ワープロ入力などの技術を身につけた
女性の結婚スピーチとして向いています。

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投稿者 on 2008年06月11日 18:32

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