結婚スピーチの文案の作成と話し方
●スピーチ文案の作成
1.起承転結を考える
どんなスピーチにも、その話なりに筋道が通っていることが大切です。
そうしないと、どんなよい内容でも、聞く人にとっては何をいおうと
しているのか、分らなくなりますので、その話なりの起・承・転・結を
考えることが大切です。
2.スピーチの長さは約三分以内
実際のスピーチは、約三分以内に収めるのが適当です。
長すぎても飽きられ、またあまり短かすぎるのも困りものです。
約三分のスピーチ内容を四百字詰の原稿用紙にすると約二枚半から
三枚位になります。
ですから、エピソードなども要点を簡潔にする必要が出てきます。
また、新郎新婦を讃えるのが結婚スピーチですが、そのやり方も
オーソドックスにほめる方法と、親しい間柄らしいジョークや
皮肉をまじえてほめる方法もあり、印象深いスピーチとなります。
それが結果として、新郎新婦の人柄などを際立たせたり、笑いを
誘ったり、感動を呼び起こしたりして、素敵なスピーチといえる
ものになるわけです。
●実際の話し方
1.朗読調は避ける
話すときは、朗読調や、演説口調は避け、新郎新婦を思う誠実な気持で
話します。また、同僚からのスピーチなどでは、会社の上司のスピーチと
話す内容がとダブる場合もありえますので、それに応じられるよう
前の人のスピーチをよく聞いておくことも大切です。
2.スピーチの際の姿勢
姿勢を安定させるのが一番。スピーチをするときは肩の力を抜いて
背筋を伸ばし、身体全体が安定するようにして
落ち着いて話すようにします。
自分は、上がり症なのでどうしても不安でたまらないという人は
マイクの前に立ったら、自分の友人や仲間を見るようにします。
いつも、一緒に遊んだり仕事をした仲間を見つけて仲間を見ながら
話すようにすると、自分は決して一人ではないということがわかり
自然と落ち着いて話せるようになります。
●参考文献
梧桐書院 短くてさわやかな結婚スピーチ
ナツメ社 シチュエーション別 短いスピーチ
講談社 マナー以前の社会人常識
投稿者 on 2008年03月05日 13:53
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