乾杯スピーチ 新郎 同僚より(男性)

■乾杯スピーチ 新郎 同僚より(男性)

  成宮君、ならびにかおりさん、ご結婚おめでとうございます。
私は、ただいま司会の方からご紹介のありました島啓作です。

  本日、このおめでたい席にご招待を受け、こうしてお二人の
晴れやかなお姿を拝見することができ、心からうれしく思っております。

  成宮君とは、同期で入社して以来、営業マンとしていろいろな面で
お互い励まし合いながら、また、ライバルとして刺激しあいながら仕事を
してきましたが、彼からは学ぶべき点がたくさんありました。

　営業は、いうまでもなく結果が全てといってよい世界ですが、成宮君の
仕事ぶりというのは、ただ売ればよいといいますか、数字だけを追いか
けるのでなく、お付き合いをしたその人を、大事にするほうに重点を置いて
いくタイプです。

  もちろん、それは顧客管理という営業上の重要なファクターでもありますが
成宮君の場合は、そのためにそうするというのでなく、彼の人間性そのものが
そうさせているものと、私は思っております。

  ですから、人間として誠実味のある、凡張面な男でありながら温かいハートを
感じさせる営業マンです。常に、トップの成績というわけではありませんが、いつの
間にか上位にランクされるのも、そうした顧客優先という考えがあるからだと思います。

　今日、新婦となられましたかおりさんには、半年ほど前にフィアンセとして紹介
されたのですが、そのとき、私は、単刀直入に、彼のどこに引かれたのかと、お聞き
したところ、かおりさんは即座に“あたたかな人間味です"と、答えられたのです。

  私もつい“やっぱり、そうですか。"と、思わず口に出して二人で笑ってしまいましたが
そういうかおりさんも、お会いしている間に、心やさしい暖かみが感じられて、“これは
お似合いの夫婦だな。“と、内心感じ入っておりました。

  私は、こうした成宮君と同期で入社してよかったと心から思っております。
かおりさんも、これから成宮君の心の温かさと、その硬すぎず、やわらかすぎない
心地よさを、一杯味わっていただきたいと存じます。

  同僚の一人として勝手なことをいってきましたが、心からおめでとうを申し上げ
私のご挨拶を結ばせていただきます。

■スピーチ・パターン

1.最初に結婚を祝う言葉とお礼、簡単な自己紹介から入ります。

2.テーマ
 新郎の同僚としてふさわしいテーマを選び、話を進めます。

3.テーマ②
 新婦を交えた視点を変えたテーマを盛り込んでいます。

4.スピーチの結び
 テーマに応じたことを結びの言葉とします。

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投稿者 on 2008年03月10日 13:20

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