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結婚パーティ 司会のあいさつ 自己紹介
■司会のあいさつ 司会者の自己紹介司会をつとめさせていただきますわたくし、新郎の職場で
机を並べております宮崎と申します。新郎の福島君とは同期入社で
ございまして、いわば良い意味でのライバル同士ということに
なっております。
しかし、私どもライバル同士、入社早々から実に気が合いまして
仕事のうえではお互いヒントを貰い合い、趣味もゴルフと麻雀に
そして憂さ晴らしの一杯と何かにつけて競い合い、なぐさめ合い
ながらといったぐあいに仲よくやってまいりました。
ところが、こと結婚に関しましては、誠に驚くべき早わざで
福島君に出しぬかれてしまい、今は、まさに呆然自失といった
状態でございます。
一緒に、遊び仕事をしあいながら、いったい彼はいつの間に
こんな可愛い奥様を見つけていたのか。いったどこにそんな
時間があったのか。それを思うたびにいまだにショックから
たちなおれません。
手際よくゴールインされました福島君としましては、このような
わたくしに司会役を任せることに少なからぬ不安をもっていたとは
思いますが、それを自ら買って出ましたのは、とても他人事とは
思えないうれしさとくやしさのためでございます。
いわば、押しかけ司会者といったところでございますが、
この気持ちはここにご列席のみなさまにはわかっていただけることと
存じます。
なにとぞ、最後までよろしくご協力の程お願い申しあげます。
◆ワンポイント
自己紹介としては、少しくだけ過ぎとも思える自己紹介です。
一般的披露宴では、無理がありますが、友人、同僚、後輩が
中心の結婚披露パーティであれば許されるあいさつだと思います。
結婚パーティ 司会のあいさつ 開宴のあいさつ例文
■結婚パーティ開宴のあいさつ例文【パターン1】
ただいまより、九柳公平君と旧姓雨宮麻衣子両人の結婚披露パーティを
聞かせていただきます。みなさま方には、お忙しいなかを、二人の門出を
祝い、ご遠方からもご光来くださいまして、心より感謝申し上げます。
※「ご光来」=人が来ることの尊敬語です。
【パターン2】
それでは、ただいまより、九柳公平君、雨宮麻衣子さんのご結婚披露
パーティを始めさせていただきます。
※ 新郎新婦の両人の名前で紹介するのは、家より個人を尊重する場合に
使われます。パーティという形式ではこちらのほうが合うと思われます。
【パターン3】新郎新婦入場までつなげる開宴のあいさつ
皆様、たいへんお待たせいたしました。本日は、お忙しいところを
ご出席いただきましてまことにありがとうございます。
これより、九柳公平さん、雨宮麻衣子さんの結婚披露パーティを
始めさせていただきます。
おふたりは、今月16日に婚姻届を××市役所に提出して、めでたく
入籍なさいました。本日はそのおふたりのご結婚を、皆様とともに
お祝いしたいと思います。
わたくしは新郎の会社の同僚で、本日司会をつとめさせていただきます
福岡正弘と申します。新郎新婦の心にいつまでも残る素敵なパーティに
したいと思いますので、よろしくお付き合いいただけますようお願いいたします。
それでは、これより新郎新婦おふたりに入場していただきます。
皆様、盛大な拍手でおふたりをお迎えください。
◆ワンポイント
結婚パーティの司会者は率先して拍手をして、列席者の拍手をリードします。
司会者は迎賓が始まる前に入場し、着席状況を見ながら会場係りの合図が
あるまで司会席で立ったまま待つようになります。
新郎新婦が入場したときに、司会者は率先して拍手をし、列席者をリードする
ように心掛けて、着席するときにもう一度、大きな拍手を送るようにすると
より盛り上がります。
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