手紙 季節の言葉 二十四節気 秋と冬
●季節感を感じさせる手紙の暖かみ
例えば、暑い盛りにだす挨拶状は、暑中見舞 と言いますが、立秋以降に
出す場合はまだ、暑さが残っている時期の挨拶として 残暑見舞 と呼ばれます。
とくに、季節の変わり目を表現する言葉にいかされる二十四節気は、実は私たちの
日常生活と意外に密接な関係にあるのです。
日常、無意識にあらゆる場面において、私たちは、二十四節気と密接に
関わっているといえます。
プライベートな手紙で、季節の言葉にふれた時、読むほうも忙しさの合間に
ふと、季節感に気づかせてもらえる。
手紙の良さは、こういうところにあると思います。
【秋】
●立秋(りっしゅう) 8月8日ごろ
実際にはまだ非常に暑いが、「秋立つ」日として古来、俳句や和歌に思いを込めて詠まれた。
●処暑(しょしょ) 8月23日ごろ
暑く苦しかった極暑がようやく衰え始めるころ。
●白露(はくろ) 9月8日ごろ
草葉に結ぶ露が、白珠の輝きを持つようになる仲秋のころ。
●秋分(しゅうぶん) 9月23日ごろ
秋の彼岸の中日。昼夜の長さが同じ日。このあと秋の夜長となり、涼しさも増してきます。
●寒露(かんろ) 10月8日ごろ
結んだ露に肌寒さを感じるようになる晩秋のころ。
●霜降(そうこう) 10月23日ごろ
寒露に続き、霜が降りるようになったころ。晩秋のころ。
【冬】
●立冬(りっとう) 11月8日ごろ
暦の上ではこの日から久も寒さに向かう。
●小雪(しょうせつ) 11月22日ごろ
寒さもしだいに深まり、ときに小雪がちらつきます。
●大雪(たいせつ) 12月7日ごろ
冷たい北風とともに雪も降りそそぐ時期。動物も冬ごもりをする時期です。
●冬至(とうじ) 12月22日ごろ
夜も長く、寒さも深まるが、極寒(本当に寒い)のときは、このあと1月半ばから上旬にかけて。
●小寒(しょうかん) 1月6日ごろ
松過ぎの寒の厳しいころ。寒に入る日
●大寒(だいかん) 1月20日ごろ
昔から、最も寒気厳しいころと言われます。ひたすら春の待たれるころをいいます。
投稿者 on 2008年03月08日 20:11
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