韓国ドラマ 復活 韓国放送:全24話

◆復活  韓国放送:全24話

◆ストーリーと見どころ

事故により、父親を失い家族の記憶までを失った少年
ソ・ハウン(オム・テウン)は、賭博師のソ・ジェウンに
預けられ、その娘ソ・ウナと共に貧しいながらも兄弟愛に
満ちた幼・少年期を送る。

やがて刑事になったハウンは、ホテルの社長死亡事件を
捜査中に、事故死したはずである自分の家族の真相を
知ることになる。事故を装って父は殺害され、記憶が
ないため、死んでいたと思っていた母と双子の弟シンヒョクが
生きていたのだ。

母は実業家と再婚し、弟と共に上流の生活を送っていた。
しかし、かって父を殺害した魔の手はハウンにも忍び寄る。
双子の弟シンヒョクと20年振りの再会の喜びもつかの間、
その魔の手は、二人に忍び寄りそして・・・・。

権力、欲望そしてよこしまな愛のためにハウン一家の幸せを
奪った人物達が、父の殺害そして最愛の弟までも失ってしまった
ハウンの復讐計画によって次第に浮き彫りにされていく過程が
見事で次回が楽しみになります。

兄弟の入れ替わりや秘密が徐々に明らかになっていく展開は、
サスペンスドラマではお馴染みではありますが、スリルが
感じられる展開で、見ごたえ十分です。

大きな文句をひとつ言わせてもらえば最終話のまとめかたです。
もう少し余韻をもたせた収束はなかったのでしょうか。

「海神」もそうだけど、20何話も見てくると最後は
バッチリと決めて欲しいところです。

あまりに唐突すぎる終わり方で余韻もなにもありません。
韓国ドラマによくみられる、この唐突な結末へのもっていきかたは
一体なにが原因なのか?

脚本家の頭がパニックなのか。プロデューサーからの強引な要請なのか。
気になるところです。

主役のオム・テウンは、やさしい熱血漢役の兄の刑事役から弟に
なりかわり冷静に復讐を進めていく演技を巧くこなしております。
韓国ドラマでは珍しい硬骨漢のイメージがまたいいもんです。
お気に入りの俳優さんになりました。

◆気になる役者さん

ソ・イヒョン (イ・ガンジュ役 社会部記者でテジュンの娘)

スラリとした長身、スタイル抜群の彼女は顔もこじんまりとして
ちょっとチェ・ジウ嬢に似たイメージですが、このドラマでは、
議員の娘ということでちょっと高慢なイメージで登場。

弟シンヒョクとの政略結婚をいやがり、彼に冷たくあたりますが、
シンヒョクがガンヒョクに入れ替わってからは、違った性格の兄に
次第に惹かれていってしまいます。

正直、ヒロインのハン・ジミン(ソ・ウナ)    より、こっちのほうが
可愛くて魅力的でした。

キム・ギュチョル(チェ・ドンチャン役 ホテル副社長)

「何だ、この憎らしい悪役は! こいつほんとに悪いヤツなんじゃ
  なかろうか。」というのが最初の感想。後でプロフィールを
調べたところ、いままではほとんど善人役ばかり演じていたという
ことで、二度ビックリ。

偉い役者さんですな。

体をクネクネ、唇をゆがませながらの悪役振りは熱心に役作りに
はげんだのでしょうね。
彼がいなかったから、このドラマこんなに面白かったかと
思わせてくれます。大拍手

キム・ガプス(イ・テジュン役 カンジュの父で国会議員)

「海神」の時もそうだったがこの人、謀略で人を蹴落とし
のし上がっていく悪役がほんとに巧い。今作でも遺憾なく
その本領を発揮します。    
    
★★★★☆  ラストは?ですが、観て損なしの力作です。

◆主な出演者

オム・テウン・・二役
ソ・ハウン(刑事役)・ユ・ガンヒョク
(ユ・シンヒョク 武陸(ムルン)建設 副社長役)

ハン・ジミン・・ソ・ウナ役
ハウンの義妹でインテリアデザイナーとして
武陸(ムルン)建設に入社)
    
ソ・イヒョン・・イ・ガンジュ役
(KSB放送社会部記者でテジュンの娘)
         
コ・ジュウォン・・チョン・ジヌ役
(武陸(ムルン)のライバル建設会社でJ&C副社長)
    
イ・デヨン・・キョン・ギド役
(刑事班長で無鉄砲なハウンを温かく見守るが・・)

キム・ガプス・・イ・テジュン役
 (カンジュの父で国会議員)

カン・シニル・・ソ・ジェス役
(ウナの父でハウンの育ての親)    
一見、タコ焼きを連想させる顔つきで言葉も
乱暴だが、実は優しいおとっつぁん。

キム・ギュチョル・・チェ・ドンチャン役
(ホテル副社長 悪役ぶりがとても見事)

キ・ジュボン・・チョン・サングク役
 (ジヌの父で建設会社J&C会長)

ソヌ・ウンスク・・キム・イファ
(ハウン、シンヒョクの実母 上品な母役の代表選手みたいな人)
        
コ・ミョンファン・・キム・スチョル
(ハウンの相棒刑事 あまり好きになれない役が多い)

チョン・ホビン・・イ・ジョンム
(テジュンの補佐官 腹心の部下・ボディガードを
 やらせたら右に出る者なし)

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私の名前はキム・サムスン

◆私の名前はキム・サムスン  韓国放送 MBC     全16話

主な出演者
キム・ソナ・・(キム・サムスン  パティシエ)
ヒョンビン・・(ソン・ジノン レストラン社長)
チョン・リョウォン・・(ユ・ヒジン ジノンの元恋人で突然彼の元を去る)
ダニエル・ヘニー・・(ヘンリー・キム 医師でヒジンを担当、彼女を愛している)
キム・ジャオク・・(パク・ボンスク サムスンの母)
イ・アヒョン・・(キム・イヨン サムスンの姉)
ヨ・ウンゲ・・(レストランの総支配人 オ女史)
クォン・ヘヒョ・・(イ・ヒョンム レストラン料理長)
イ・ギュハン・・(サムスンの元恋人 ミン・ヒョヌ)

◆ストーリーと見どころ

30歳の独身女性で、ちょっと太めのキム・サムスンは、何より自分の名前が嫌いで
コンプレックスをもっていた。クリスマス・イブに恋人のヒョヌにフラれた上、職場も
クビになってしまう。やっと見つけた就職先は、レストラン「ボナ・ペティ」のパティシエだ。

※サムスンという名前は、韓国では誰でも3人目の子どもと判るぐらいポピュラーな
  名前らしい。

フランスでパティシエの修行を積んだ彼女の作品の出来栄えが、レストランの若社長ジノンに
認められたのだ。

ようやく新しい職場に慣れた頃、そのジノンから、「5千万ウォン」と引き換えに、契約恋愛を
もちかけられ家の借金のために引き受ける。

互いに反発しあう二人だが、それぞれの昔の恋人が絡み始めて・・・・

韓国では50%強という視聴率を誇り、韓国版「ブリジット・ジョーンズの日記」と大好評の
ロマンチックラブコメディー。レンタルビデオ屋さんでも大人気だったようですが・・・

ふ~む、私はいまいち楽しめなかったというのが正直な感想です。

もっとも大きな原因は、主人公サムスンに感情移入ができなかったこと。つまり可愛く
思えなかったんですね。またトイレのシーンとか結構下品なシーンも多くてそれも
気にいりませんでした。

ヒョンビン君は男前で根が優しく、突然自分の元をさったヒジンとせっかく仲直り
するのに、結局サムスンを選んでしまう。とても納得できません。笑

絶対、ヒジンのほうが可愛いのに! バカタレ、ヒョンビンと言いたくなります。

◆気になる役者さん

チョン・リョウォン・・(ユ・ヒジン ジノンの元恋人)

彼女は、「君はどの星から来たの」で初めて知りましたが、良いですね~。
韓国ドラマで、ヒロインのライバルは結構憎たらしくなる意地悪キャラクターに
なりがちですが、このドラマの彼女はほんと優しいというかいたってまとも。

だから余計、ヒジンに感情移入していきました。終盤、ダニヘル・ヘニー君に
友だち以上の感情が芽生えていくあたり、良かったね~と応援しておりました。

イ・アヒョン・・(キム・イヨン サムスンの姉)
クォン・ヘヒョ・・(イ・ヒョンム レストラン料理長)

サムスンとジノンのロマンスより、私にはこの二人のからみのほうが面白かった。
バツイチ同士でお互いが気になりはじめてからの会話は楽しめましたね。

独断的採点 ★★★

Posted by guide : 18:43 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲