結婚スピーチ 新婦側の後輩(女性より)
桑田様、由子さん、ご結婚おめでとうございます。幼なじみとは
いっても、年下の私でしたから、由子さんにはいろいろお世話を
いただき、今日、お祝いやお礼の言葉を申し上げることは、私の
念願でもありましたので、とてもうれしく思っております。
学生時代の後輩というご紹介でしたが、由子さんと私は子供のころ
近所に住んでいた幼なじみでもあるのです。
小学3年の時、私の家が引っ越すことになってしまい、由子さんと
離れるのはいやだと、泣いて親を困らせた思い出もあるほど由子さん
には可愛がって遊んでもらいました。
その後も、手紙や、電話で由子さんとは連絡をとりあい、実は大学進学の
ときも、意見をお聞きしてそれで同じ大学に進んだわけです。
小さいときから、由子さんはいつも私に
「ちゃんと、勉強してる?」、「だめだよ、ちゃんと勉強しなきゃ!」と
言っておりました。
由子さんから見ると、私はよっぽど勉強が嫌いな子に見えたのでしょうね。
まあ、ほんとのことなのであえて否定はいたしません。でも両親に言われる
より由子さんから言われたほうが、素直に聞いたものです。
同じ大学に入ったものですから、再び、一緒に遊べるようになり、私としては
大変うれしいかったのですが、由子さんは、早くからいまの職業に就くことを
めざしていたためか、大学でも、
「ちゃんと、勉強して自分の進路を考えなさい。」と言われ、ちっとも昔と
変わらないなぁと思ったものです。
このたび、桑田様とのご婚約が決まったときも、またまた
「あなたも早く、運命の人を見つけて結婚しなきゃだめよ。」といわれ
何かにつけて由子さんには“なきや、だめよ“といわれ続けてきた私なのです。
でも、今日ばかりは、私から由子さんに
「幸せにならなきゃだめだよ、由子ねえさん。」と言わせていただけそうです。
そして、新郎の桑田様にも
「私の大好きな由子ねえさんを幸せにしてくれなきゃ、だめよ」と、失礼ながら
そういわせていただいて、私のお祝いの言葉にさせていただきます。
でも、桑田様のことですから、きっと私の願いを叶えてくださると信じています。
本日は、本当におめでとうございました。
●チェックポイント
日常のエピソードでも、自分とのかかわりあいをじょうずに
まとめてみると素直なスピーチで喜ばれると思います。
投稿者 on 2008年05月22日 15:14
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