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ミザリー Misery

■ミザリー Misery

1990年 アメリカ

監督:ロブ・ライナー
原作:スティーヴン・キング
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
撮影:バリー・ソネンフェルド
音楽:マーク・シェイマン

出演
    :ジェームズ・カーン・・・・ポール
    :キャシー・ベイツ・・・・・・アニー
    :ローレン・バコール
    :リチャード・ファーンズワース

STORY

  「ミザリー」というヒロインが、主人公の小説が
人気を博していた作家のポールは、マンネリ化を
嫌い、最新刊でヒロインを殺してしまう。

  そんな彼は、クリスマス直前に、コロラド山中を
ドライブ中、スリップ事故で、両足を骨折する
大事故を起こし、気を失ってしまう。
そんなポールを助けたのは、元看護婦のアニーで、
彼女は小説「ミザリー」の大ファンだった・・・

見どころ

 そして、その夜は満月だった。アニーがドアを
開けてぬっと入って来た。
「よくも、よくもこんな卑劣な真似を・・・許せない!」
アニーの顔色が変っている。
「嘘でしょ!ミザリー・チャスティンが死ぬなんて!」

  彼女は小説の中で、「ミザリー」が死んだことに
怒り狂い、ポールを監禁して虐待し始める。
しかも彼女のためにだけ、「ミザリー」が主人公の
小説を書けと迫るのだった。

  ホラーの帝王 スティーヴン・キングの小説はほとんど
映画化、TV化されていますが、どうかと思う作品も
あります。

  ロブ・ライナー監督は、キングの
「スタンド・バイ・ミー」を、名作として仕上げた
監督ですが、この「ミザリー」も十分成功したと
言える作品。

サイコ・サスペンスの名作を語るときはずせない一作です。

  原作より、数段怖くなっていると思います、これは。

原作にある小説上の主人公「ミザリー」のエピソード
部分を、かなり大胆にカットしたためで、ポールと
アニーの、接点の密度が濃くなり心理的恐怖感が
増したためです。

  しかし、映画的には、大成功だったものの、原作者
「スティーヴン・キング」は出来栄えに不満をもち、後の
インタビューでこの映画を嫌いだと述べています。

  キャシー・ベイツはこの演技でオスカーを
獲得しました。彼女とがっぷり組んだジェームス・カーンも
いい演技です。

  日常、誰でにでも遭遇する可能性がある題材だけに
アニーが徐々に内面の異常性を露呈していく怖さは
格別で、ベイツは完璧に表現しています。


恐  怖   度  ☆☆☆
ハラハラ 度  ☆☆☆

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