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ジャズ お気に入りの1枚 ゲッツ/ジルベルト

◆ゲッツ/ジルベルト  スタン・ゲッツ

ジャズレコード、ジャズCDの名盤紹介では必ず顔を出す
傑作。

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ジャズとボサノバの完全な融合

このCDは、ジャズの聴き始めにコルトレーンの難解なジャズに
出会い、ジャズなんか面白くもないし聴きたくね~と思っていた
時に、とある喫茶店で偶然耳にしたわけです。

聴いていたときは、まさかこれがジャズのジャンルにはいっている
作品とは知らず、聴きやすいボサノバのメロディーに聞き入って
いたのですが、その後ジャズ喫茶で、このアルバムのことを知り
レコードでも購入、もちろんCDも購入したほどのお気に入りで
あります。

日本では、レコード発表当時ボサノバブームを起こすきっかけとなった
作品だそうですが、私はもちろんそんな昔のことは知りません。

1963年録音のこのアルバムは、2009年の今、聴いてもまったく
色あせることなく心地よい気分にひたしてくれます。

ボサノバのスタンダートばかりをプレーしたこの傑作は「イパネマの娘」
から始まり、ラスト「ヴィヴォ・ソニャンド」まで聴いてて気分が明るくなり
元気づけてくれるそんな傑作アルバムです。

リーダー、スタン・ゲッツはまるで本場ブラジルのミュージシャンのごとく
軽快にプレイします。ジャズといえば 暗い と思っている人にぜひ聴いて
もらいたいアルバムです。

参加ミュージシャン

スタン・ゲッツ(ts)
ジョアン・ジルベルト(g,vo)
アントニオ・カルロス・ジョビン(p)
アストラッド・ジルベルト(vo)

演奏曲名は

1. イパネマの娘
2. ドラリセ
3. プラ・マシュカー・メウ・コラソン
4. デサフィナード
5. コルコヴァード
6. ソ・ダンソ・サンバ
7. オ・グランジ・アモール
8. ヴィヴォ・ソニャンド

以上 AMAZON のデータより拝借

Posted by guide : 20:20 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲

ジャズ お気に入りの1枚 哀愁のリベルタンゴ

哀愁のリベルタンゴ  ヨーロピアン・ジャズ・トリオ
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わかりやすく、聴きやすいジャズが好きなので、これはまさにお気に入りの1枚。
発売当時、偶然スイングジャーナルを読んでいたら、このグループのことを知り
曲名も、私の好きな映画音楽が4曲はいっていたので、即購入した次第。

う~む、なんてわかりやすいんだ。 笑     音質もいいですね。

これならジャズというと重たくてなんか難しそうと考えている人なんかにピッタリ
くるんじゃないでしょうか。

当時のCDジャーナルのレビュー記事の一部をAMAZONからちょっと拝借

【このヨーロピアン・ジャズ・トリオだが、ジャズってなんか難しそう、関心は
 あるけどちょっと近寄りがたい、と思っているような人におすすめのグループだ。
 オランダを本拠にするこのトリオはヨーロッパ的なセンスでシンプルかつエレガントな
 演奏を行なう。だから非常に口当たりがいい。そしてこの新作では
 マライ ア・キャリーやダイアナ・ロスのヒット曲、人気映画のテーマ曲などを
 やっているから親しみやすい。】

とあります。

多分、辛口なジャズファンにはこの演奏はとても物足りないと思います。

演奏曲名は

 1. エンドレス・ラヴ     
 2. マイ・オール     
 3. 哀愁のリベルタンゴ     
 4. マホガニーのテーマ     
 5. ディア・ハンターのテーマ     
 6. タイタニック愛のテーマ     
 7. 涙のパヴァーヌ     
 8. バラ色の人生     
 9. ボディガードのテーマ    
10. シンプル・ソング     
11. エンジェル・アイズ   

ポピュラーで名の知れた曲がこれだけ入ってれば、最初に聴いてみるジャズとして
うってつけの1枚じゃないでしょうか。

これから、秋の夜長、ウィスキーなどを飲みながら小音量でじっくり聴いてみましょう。

Posted by guide : 21:29 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲

フュージョン お気に入りの1枚 ダブル・ヴィジョン

◆ダブル・ヴィジョン  デヴィッド・サンボーン、ボブ・ジェームス

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◆FUSION フュージョンてなに?

<AMAZONよりの抜粋>

1960年代の後半より、電気楽器やロック風な奏法を取り入れた、新しい演奏スタイル。
ジャズ・ロック、クラシック や現代音楽の要素を取り入れたクロスオーバーを経て、
アメリカなどでは1970年代終盤、日本でも同時期から1980年代に入ると、より
ソフィスティケイ トされたポピュラーな曲想や演奏となった。
これを、他のジャンルと融合した音楽としてフュージョンという新たなジャンルで
呼ばれた。

このように解釈されています。言葉どおりでいえば融合ですね。一般的にフュージョンと
いうと、ジャズのジャンルに統合されていることが多いようですが、ジャズとロック的演奏の
混ざりということなんでしょうか。

初めて、このレコード(当時はCDなどありません)を聴いたときはしびれました。
ボブ・ジェームスも、デヴィッド・サンボーンも良く知らず、レコード屋さん店主の奨めで
何気なく買ったのですが、こんな聴きやすい、心地よいメロディーはあまりないように
思えます。

ジャズやフュージョンに詳しくなかったからこそ新鮮に聴けたのでしょう。
今でも、週に1回は必ず聴いています。

マーカス・ミラー、スティーヴ・ガッドといった当代一流のミュージシャンの凄さは後で
知ったことでした。

ちなみに参加ミュージシャンは

ボブ・ジェームス(key,p)
デイヴィッド・サンボーン(as)
エリック・ゲイル(g)
マーカス・ミラー(b)
スティーヴ・ガッド(ds)
ポール・ジャクソン(g)
アル・ジャロウ(vo) 4. シンス・アイ・フェル・フォー・ユー
ポウリーニョ・ダ・コスタ(perc)

以上 AMAZON のデータより拝借

演奏曲名は

1. マプート
2. モア・ザン・フレンズ
3. ムーン・チェーン
4. シンス・アイ・フェル・フォー・ユー
5. イッツ・ユー
6. ネヴァー・イナフ
7. ユー・ドント・ノウ・ミー

1.マプートのイントロからその心地よさにしびれてしまいます。

当時は、デイヴィッド・サンボーンのテクニックが凄いのだと単純に
思ってましたが、ボブ・ジェームスの「フォー・プレイ」を聴いてみると
このアルバムの流れは、ボブ・ジェームスの世界だったのかと
思えるようになりました。

ボブ・ジェームス、デイヴィッド・サンボーンの個性が絶妙にマッチした
稀有なアルバムと感じます。

Posted by guide : 22:03 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲

古臭いスピーカーと組むのはやはり古臭いアンプ サンスイ AU-D707EXITRA

我が家のスピーカー、古臭いJBL L65を鳴らしているアンプはやはり古臭いアンプ
サンスイのAU-D707EXITRAというやつであります 。

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◆サンスイ AU-D707EXITRA

こいつも今や骨董品といえる代物であります。

ところがこの2台で鳴らしてくれる音というのが、実に優しいというか心安まるのです。
実は、L65とはいろいろアンプをつないで聴いてみたりしたのです。今はやりのAVアンプという
やつもソニーやらデノンやら(昔はデンオンと言ってましたね)パイオニアとも組んでみましたが
なんか、わたし的にはこのサンスイとの組み合わせが一番しっくりきたのでした。

以来、この組合せを変えずに現在まできております。

ところで、わたしはタイトルにJAZZを聴くなんてつけておきながら、実はあまり重たい、暗いものは
好きではありません。重たい、暗いJAZZという言い方は変なのですが、なにかどよ~んとした
暗いイメージのJAZZというやつで、聴いていて疲れてくるのです。演奏者と正面向いて聴いて
やんないとだめみたいな、演奏者の気持ちを感じろみたいな、気軽に聞くことができない曲は
ちょっと勘弁してくださいなのです。

ジョン・コルトレーンの「至上の愛」とか、チャールズ・ミンガスの「直立猿人」とか、あるいは
マル・ウォルドロンの「レフト・アローン」などなど、どれもがジャズ史上不滅の名盤と言われている
ものですが、聴いてて楽しくなれません。

ジョン・コルトレーンの「至上の愛」なんかは、コルトレーンが神に捧げた讃美歌などと言われていますが
コルトレーンの魂の叫びを聞けなんていわれてもね~、私にはよく理解できないのであります。

Posted by guide : 21:13 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲

古臭いスピーカーJBL L65でジャズ・フュージョンを聴く

我が家のスピーカーは、ご覧のとおりの古臭いJBL L65というやつです。

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◆JBL L65

買ったのは、もう20年近く前であります。購入した当時、オーディオという
やつに興味があり、本当はJBL4344がとても欲しかったのですが、当時の
給料では、とても高嶺の花だったのであります。

このJBL L65は、福島市のオーディオ専門店で偶然見かけました。(中古品でした)
たまたま、その時もっていた、エリック・クラプトンの「アンプラグド」を鳴らしてもらった
ところ、太い低音と柔らかい音色に一目ぼれしてしまい、思わず衝動買いしてしまった
わけです。

以来、狭い我が家でかなりのスペースを無駄に使いながらいまだに現役として
活躍しております。

こいつは、しばらく聴いてないと、とたんに音の出が悪くなるやっかいものなのです。
なんなんでしょうか? 古いからなのか、それともご機嫌が悪いのか、ともかく久しぶりに
こいつを鳴らすときは、CDの最初の2、3曲はまったく音の出が期待できません。

そのかわり、10分程度過ぎてくると今度はかなりご機嫌に鳴ってくれるのです。

世間では、JBLといえば、JAZZというくらいその相性は抜群なようですが、私は、もちろん
JAZZも聴くのですが、あまり重たいJAZZは疲れるので好きではなく、どちらかというと
明るいサウンド、気軽に流して聞けるフュージョン系などのほうが好みであります。

幸い、このJBL L65はフュージョン系やポップスやボーカル系とも相性がいいようなので
結構楽しんで聴いています。

Posted by guide : 20:49 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲