客先訪問 目次
客先訪問時の身だしなみ|
客先訪問時の役立つ知識 上座と下座|
客先訪問 受付での会話、応接室での待ち方|
客先を訪問する|
客先訪問 一覧
客先訪問時の身だしなみ
■訪問時の身だしなみ●最初は外見で判断される
見た目より中味が大事だ。仕事で成果を上げればよいとは
良く耳にする話ですが、ビジネス上で顧客との折衝、営業と
なれば、見た目の印象はとても重要です。
初対面の場合、その人を判断する基準は見た目の印象で
しかできません。いくら仕事ができる実力がそなわっていても
見た目が不潔で、顧客の質問にはっきりと答えることができ
なかったりしたら、10の実力が2か3にしか判断してもらえなく
なります。
第一印象は、見た目で決まるといっても過言ではないのです。
●スーツはデザインより清潔感
ダブルスーツやトレンディといわれるデザイナースーツであること
より、清潔な印象を与える服装が訪問時には大切です。
・スーツはプレスされているか。しわくちゃスーツは好感度が下がる
こと間違いありません。
・ワイシャツは白でなければということはないが、あくまで品位が
ある色合いであること
・あまり目立つ茶髪は顧客訪問には向きません。
・ブランド製品で身の回りを固めるのは向きません。
・靴の状態で判断される場合もあるので、古い靴でも手入れして
いる靴で訪問すること。
・あまり長すぎるヘアスタイルはおしゃれであっても顧客訪問には?
・口臭はなかなか自分では気づかないもの。できれば昼も歯磨き
する習慣をつけておきましょう。
・ひげ面は相手先にとっては、不快と思われる可能性大。
☆まとめ
スーツは色が地味め。グレーか濃紺が一番無難でしわになりにくい
素材を選び、髪形は短めで自然な黒髪。スーツデザインは若い人は
シングル3ボタン、年配の人は2ボタン。ネクタイ柄は小紋柄か細い
ストライプ柄もしくは無地に近い柄がベストな選択です。
タグ: |最初は外見で判断される、スーツはデザインより清潔感
客先訪問時の役立つ知識 上座と下座
■客先訪問時の役立つ知識●部屋・車内での上座と下座・ドアの開け方
・上座と下座は出入口で決めます。
訪問先で部屋に通され、待っているときは下座に座ります。
一方、お客様をご案内するときは、一番奥の上座をすすめます。
上座と下座の目安となるのは出入口です。
まず出入口から一番遠い席を上座と考えておくようにしておけば
間違いません。
●和室の場合
和室の場合は床の間のあるほうが上座となり、入り口に近くなるほど
下座になります。床の間がない場合は、入り口からー番遠いところが
上座で入り口のそばが下座です。
出入口の延長線上に机があって左右に席が設けられている場合は
入り口から入って右奥が上座と覚えておくと間違いありません。
●洋室の場合
洋室の場合は飾り棚のあるほうが上座となり、入り口に近くなるほど
下座になります。
飾り棚がない場合は和室と同じで入り口から一番遠いところが
上座、入り口のそばが下座です。
椅子は長いソファーが一番上座で、その次がひじかけ付きの
一人用椅子、ひじかけのないスツールの順に続きます。
●ドアの開け方
・押してあけるドアの場合
ドアを押して開け、自分が先に中に入り、お客様が入りやすいようにドアを
押さえながら「どうぞ」と言って招き入れます。
・引いてあけるドアの場合
手前にドアを引いて大きく開け、ドアを押さえながら「どうぞ」と言って
お客様を先にお通しします。
●玄関
玄関にも上座と下座があります。下駄箱のあるところが下座になるので
訪問先で靴をぬいだら下駄箱のほうに置いておくようにします。
●車内の上座と下座
車の場合は、タクシーと自家用車で少し違います。タクシーの場合は、運転手の
後ろが一番上座になり、次が助手席の後ろ、その中央の順になり、助手席が
下座となります。
ただし、運転手が目上の人やお客様の場合は助手席が上座になるので
注意します。
タグ: |部屋・車内での上座と下座、ドアの開け方、玄関、ドアのあけ方
客先訪問 受付での会話、応接室での待ち方
■取引先訪問●受付でアポイントの相手を呼んでもらう場合
午前中訪問なら
言い回し例
「おはようございます。私、株式会社アポイントの藤本と
申します。
(ここで受付の方に名刺を差し出してもOK。)
本日、午前10時に企画部の谷田部様とお約束を
させていただいております。」
大切なのは、アポイントを取った上での訪問であることを
わかってもらうこと。
これにより、相手先の受付業務がスムースに流れていきます。
あとは、相手先の社内規定により、来客用バッチや名札または
所定用紙に会社名・氏名などを記入するようになる場合もあり
ますが、「はい、ありがとうございます。」と挨拶してその指示に
従いましょう。
※昨今は、人件費削減などから受付を廃止して、受付場所に呼出し
ベルや電話機を置いて、訪問先へ連絡するようになっている会社も
多くなってきています。
どちらの場合も、前述の内容にそって自分の会社名・氏名・訪問先の
相手の氏名をはっきりと告げて、先方の指示に従います。
●応接室へ案内されたら
相手を立って待つべきか、座って待つか。どちらがいいのか。
案内してくれた方は、ほとんどの場合
「こちらにおかけになってお待ちください。」と、着席を
勧められます。そのときは
「ありがとうごさいます」とお辞儀をして、一度座るのが
案内してくれた方の厚意にこたえることです。
立ったまま待つことは、場合により相手先に「急がせる」
ような精神的負担を与える場合もあります。
立ったままか、座って待つかは相手先との関係などにより
変化するものでもありますので、事前に上司や先輩に確認
しておくのも、用意周到な準備といえます。
ただし、どちらにせよ相手先が部屋に入ったときは立った
状態で、挨拶することが大事です。
タグ: |客先訪問、受付、アポイント、応接室
客先を訪問する
■客先を訪問する無事、相手先とのアポイントがとれ、初めて相手先を
訪問する場合、緊張するのが当然の心理ですが、訪問時の
基本のマナーを覚えておけば安心です。緊張のあまの失態
や失言なども未然に防ぐことができます
●到着前と訪問先会社内でのあいさつ
●訪問時間は、約束時間よりあまり早すぎるのもよく
ありませんが、少なくとも約束時刻の10分前まで
には、到着しておきます。
●他社内では挨拶は、年令、職種、業務を区別する
ことなくおこなっておきます。
●アポイント時間に遅れそうになったら
約束の時間に間に合わないとわかった時点で、すぐに
相手先に連絡を入れることが何より大切です。
「柳原さんでいらっしゃいますか。株式会社アポイントの
勝山です。道路の渋滞がはげしくて思ったより時間が
かかっております。誠に申し訳ございませんが、××分
ほど遅れてしまいます。ご迷惑をおかけしますが、なにとぞ
よろしくお願い申し上げます。」
このような言い回しで、丁寧に謝罪しましょう。
※移動手段はできるだけ電車を利用する
相手先までの移動手段に電車を利用できる場合は迷わず
電車を選びましょう。あるていどの時間が読めるのと不測の
事態も起きにくい移動手段です。
●やってはいけないタブー
遅れるのがわかっていながら、連絡を入れないのは重大
タブー行為です。
タグ: |アポイント、訪問、マナー、あいさつ
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