July 10, 2009
アイデンティティー Identity
◆アイデンティティー Identity
豪雨の夜、一人、また一人、殺されていく
2003年 アメリカ映画 (カラー)
◆ストーリー
明日、処刑が決定している殺人犯に新しい証拠が
集まったと、真夜中に判事が呼び出される。それは
その事件の連続殺人犯である囚人が書いた日記だった。
舞台は変わり
ある土砂降りのなか、寂れた街道で交通事故が起こる。
加害者のエドは近隣のモーテルに救援を求めるが、豪雨で
電話は不通。道路も冠水し行く手を阻まれてしまう。
エドはモーテルに引き返し、天候の回復を待つしかなかった。
モーテルに集ったのは、同じように立ち往生した男女と管理人。
かっての人気女優と運転手、娼婦、新婚夫婦、囚人と刑事。
それぞれ、いわくがありそうな彼らはモーテルのなかで道路が
復旧するのを待つしかない彼ら11人に、次々と魔の手が忍びより
一人また一人と謎の死を遂げていく。殺された死体の横には
モーテルのルームナンバーがついた鍵が必ず置かれていた.....。
◆見どころ
なんだかよくわけがわからないうちに強引に引き込まれてしまう
ストーリー展開。これはサスペンスなのかホラーなのか。
惨殺された死体が忽然と消えてしまうミステリアスと、判事たちの
会話がどこでどう絡むのか。
息もつかせぬうちに急展開し、どんでん返しとなるラストまで目が
離せません。しかも演出もサスペンスかと思いきや殺しの場面などは
正にホラー。監督の意図もわからないまま観せられてしまいます。
キャスティングも曲者ぞろいで、しかも有名女優がかなりあっさり
いなくなったりと意表をつかれる部分もあります。
こういう映画を観るといつも感じるのがアメリカ映画の俳優層の
厚さです。日記を書いた囚人役のプルイット・テイラー・ヴィンス、
インディ・ジョーンズ「失われた聖櫃」のチョイ役からスタートして
ついに「ダヴィンチ・コード」の神父役を演じるまでに成長した
アルフレッド・モリナ、デビュー作「プラトーン」ですでに妙に気に
さわる人物像を確立していたジョン・C・マッギンレーなど見事な
バイプレーヤー揃いです。
彼らの曲者ぶりを堪能するだけでも損はない作品といえます。
◆主なスタッフとキャスト
キャスト
監督・・・ジェームズ・マンゴールド
製作・・・キャシー・コンラッド
脚本・・・マイケル・クーニー
撮影・・・フェドン・パパマイケル
音楽・・・アラン・シルヴェストリ
スタッフ
ジョン・キューザック・・・・・・・・エド
レイ・リオッタ・・・・・・・・・・・・・・ロード
レベッカ・デモーネイ・・・・・・・・キャロライン
アマンダ・ピート・・・・・・・・・・・・パリス
ジョン・ホークス・・・・・・・・・・・・ラリー
クレア・デュヴァル・・・・・・・・・・ジニー
ウィリアム・リー・スコット・・・・・ルー
豪雨の夜、一人、また一人、殺されていく
2003年 アメリカ映画 (カラー)
◆ストーリー
明日、処刑が決定している殺人犯に新しい証拠が
集まったと、真夜中に判事が呼び出される。それは
その事件の連続殺人犯である囚人が書いた日記だった。
舞台は変わり
ある土砂降りのなか、寂れた街道で交通事故が起こる。
加害者のエドは近隣のモーテルに救援を求めるが、豪雨で
電話は不通。道路も冠水し行く手を阻まれてしまう。
エドはモーテルに引き返し、天候の回復を待つしかなかった。
モーテルに集ったのは、同じように立ち往生した男女と管理人。
かっての人気女優と運転手、娼婦、新婚夫婦、囚人と刑事。
それぞれ、いわくがありそうな彼らはモーテルのなかで道路が
復旧するのを待つしかない彼ら11人に、次々と魔の手が忍びより
一人また一人と謎の死を遂げていく。殺された死体の横には
モーテルのルームナンバーがついた鍵が必ず置かれていた.....。
◆見どころ
なんだかよくわけがわからないうちに強引に引き込まれてしまう
ストーリー展開。これはサスペンスなのかホラーなのか。
惨殺された死体が忽然と消えてしまうミステリアスと、判事たちの
会話がどこでどう絡むのか。
息もつかせぬうちに急展開し、どんでん返しとなるラストまで目が
離せません。しかも演出もサスペンスかと思いきや殺しの場面などは
正にホラー。監督の意図もわからないまま観せられてしまいます。
キャスティングも曲者ぞろいで、しかも有名女優がかなりあっさり
いなくなったりと意表をつかれる部分もあります。
こういう映画を観るといつも感じるのがアメリカ映画の俳優層の
厚さです。日記を書いた囚人役のプルイット・テイラー・ヴィンス、
インディ・ジョーンズ「失われた聖櫃」のチョイ役からスタートして
ついに「ダヴィンチ・コード」の神父役を演じるまでに成長した
アルフレッド・モリナ、デビュー作「プラトーン」ですでに妙に気に
さわる人物像を確立していたジョン・C・マッギンレーなど見事な
バイプレーヤー揃いです。
彼らの曲者ぶりを堪能するだけでも損はない作品といえます。
◆主なスタッフとキャスト
キャスト
監督・・・ジェームズ・マンゴールド
製作・・・キャシー・コンラッド
脚本・・・マイケル・クーニー
撮影・・・フェドン・パパマイケル
音楽・・・アラン・シルヴェストリ
スタッフ
ジョン・キューザック・・・・・・・・エド
レイ・リオッタ・・・・・・・・・・・・・・ロード
レベッカ・デモーネイ・・・・・・・・キャロライン
アマンダ・ピート・・・・・・・・・・・・パリス
ジョン・ホークス・・・・・・・・・・・・ラリー
クレア・デュヴァル・・・・・・・・・・ジニー
ウィリアム・リー・スコット・・・・・ルー
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