July 01, 2009
アメリカン・グラフティ American Graffiti
◆アメリカン・グラフティ American Graffiti
1973年 アメリカ映画(カラー)
1962年...ベトナム戦争突入直前の
アメリカ的な楽天主義が残された最後の時代を
描いた映画。
アメリカンニューシネマと呼ばれる映画ばかりの
ハリウッドに新しい風を吹き込んだ最初の傑作。
◆ストーリー
ここカリフォルニアの地方都市。夕闇迫れば、盛り場には
どこからともなく若者たちが集まってくる。
スティーヴ、カート、テリー、ジョンの4人もいつものように
メルのドライヴインに集まってきた。でも今夜はいつもと
特別な夜だ。
というのも、スティーヴとカートは、明日の朝になれば
東部の大学へ行くために、この町をあとにしなければならない。
居残り組のテリーやジョンとも今夜が最後なのだ。
こんな田舎町での、若者たちの唯一の楽しみといったら
カッコいい車に乗ってイカした女の子をハントすることだけ。
ちょっとはマシな車を持っていること、これも粋な男の
たしなみなのである。
スティーヴ、カート、ジョンはいちおうの車を持っているのに
テリーだけは、ベスパのスクーターである。それだけならまだしも
度の強い眼鏡をかけている彼はどうも女の子にはもてそうにない。
テリーは18歳、スティーヴとカートが17歳で、ジョンは22歳だ。
ジョンは、大学とか学問とかにはまったく興味がないタイプ。
しかし、彼と彼の車は、近郊のドライバーが腕試しを挑むほど
有名なのだ。今日も昼間からジョンを探し回っているドライバーが
いた。
そんな4人の特別な晩がそれぞれの思いをこめて過ぎていく・・・
◆見どころ
彼らのカー・ラジオからひっきりなしに聞こえるディスクジョッキー
ウルフマン・ジャックの声。ウルフマン・ジャックは58年から66年までの
8年間、テキサス州のラジオ局から全米に向かって毎日休むことなく
ロックンロールをを流し、大声でわめきちらしながらしゃべっていた実在の
人物で、実際に当時の若者たちの心をとらえていたのです。
本名をボプ・スミスといったそうです。
ジョージ・ルーカスが自伝的な要素をこめて作ったこの映画は
ニューシネマの暗さ、重さにくらべると大変明るいものです。
古き良き時代のアメリカの最後の時代。それがルーカスにとっては
とてもこだわりたかった部分なのでしょう。登場する男女のファッション
流れるオールディーズの名曲、そしてその時代の若者たちの青春像が
見事に表現された名作です。
この映画以降、多くの アメ・グラ スタイルの青春群像映画が続きました。
ちなみに、ルーカスに一番近いと思われるのは最後に作家になったと
タイトルロールされるカートだと言われています。
◆主なスタッフとキャスト
監督・・・ジョージ・ルーカス
製作・・・フランシス・フオード・コッポラ/ゲイリー・カーツ
脚本・・・ジョージ・ルーカス/グロリア・カッツ/ウイラード・ヒュイック
撮影・・・ロン・イーヴスレッジ、ジャン・ダーケン
主演
リチャード・ドレイファス・・・・・・・カート・ヘンダーソン
ロン・ハワード・・・・・・・・・・・・・スティーブ・ボランダー
ポール・ル・マット・・・・・・・・・・ジョン・ミルナー
チャールズ・マーティン・スミス・テリー・フィールズ
キャンディ・クラーク・・・・・・・・・・デビー・ダンハム
シンディ・ウィリアムズ・・・・・・・・ローリー・ヘンダーソン
ウルフマン・ジャック・・・・・・・・・ディスクジョッキー、ウルフマン・ジャック本人役
ハリソン・フォード・・・・・・・・・・・ボブ・ファルファ
1973年 アメリカ映画(カラー)
1962年...ベトナム戦争突入直前の
アメリカ的な楽天主義が残された最後の時代を
描いた映画。
アメリカンニューシネマと呼ばれる映画ばかりの
ハリウッドに新しい風を吹き込んだ最初の傑作。
◆ストーリー
ここカリフォルニアの地方都市。夕闇迫れば、盛り場には
どこからともなく若者たちが集まってくる。
スティーヴ、カート、テリー、ジョンの4人もいつものように
メルのドライヴインに集まってきた。でも今夜はいつもと
特別な夜だ。
というのも、スティーヴとカートは、明日の朝になれば
東部の大学へ行くために、この町をあとにしなければならない。
居残り組のテリーやジョンとも今夜が最後なのだ。
こんな田舎町での、若者たちの唯一の楽しみといったら
カッコいい車に乗ってイカした女の子をハントすることだけ。
ちょっとはマシな車を持っていること、これも粋な男の
たしなみなのである。
スティーヴ、カート、ジョンはいちおうの車を持っているのに
テリーだけは、ベスパのスクーターである。それだけならまだしも
度の強い眼鏡をかけている彼はどうも女の子にはもてそうにない。
テリーは18歳、スティーヴとカートが17歳で、ジョンは22歳だ。
ジョンは、大学とか学問とかにはまったく興味がないタイプ。
しかし、彼と彼の車は、近郊のドライバーが腕試しを挑むほど
有名なのだ。今日も昼間からジョンを探し回っているドライバーが
いた。
そんな4人の特別な晩がそれぞれの思いをこめて過ぎていく・・・
◆見どころ
彼らのカー・ラジオからひっきりなしに聞こえるディスクジョッキー
ウルフマン・ジャックの声。ウルフマン・ジャックは58年から66年までの
8年間、テキサス州のラジオ局から全米に向かって毎日休むことなく
ロックンロールをを流し、大声でわめきちらしながらしゃべっていた実在の
人物で、実際に当時の若者たちの心をとらえていたのです。
本名をボプ・スミスといったそうです。
ジョージ・ルーカスが自伝的な要素をこめて作ったこの映画は
ニューシネマの暗さ、重さにくらべると大変明るいものです。
古き良き時代のアメリカの最後の時代。それがルーカスにとっては
とてもこだわりたかった部分なのでしょう。登場する男女のファッション
流れるオールディーズの名曲、そしてその時代の若者たちの青春像が
見事に表現された名作です。
この映画以降、多くの アメ・グラ スタイルの青春群像映画が続きました。
ちなみに、ルーカスに一番近いと思われるのは最後に作家になったと
タイトルロールされるカートだと言われています。
◆主なスタッフとキャスト
監督・・・ジョージ・ルーカス
製作・・・フランシス・フオード・コッポラ/ゲイリー・カーツ
脚本・・・ジョージ・ルーカス/グロリア・カッツ/ウイラード・ヒュイック
撮影・・・ロン・イーヴスレッジ、ジャン・ダーケン
主演
リチャード・ドレイファス・・・・・・・カート・ヘンダーソン
ロン・ハワード・・・・・・・・・・・・・スティーブ・ボランダー
ポール・ル・マット・・・・・・・・・・ジョン・ミルナー
チャールズ・マーティン・スミス・テリー・フィールズ
キャンディ・クラーク・・・・・・・・・・デビー・ダンハム
シンディ・ウィリアムズ・・・・・・・・ローリー・ヘンダーソン
ウルフマン・ジャック・・・・・・・・・ディスクジョッキー、ウルフマン・ジャック本人役
ハリソン・フォード・・・・・・・・・・・ボブ・ファルファ
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