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乾杯の挨拶の役割
◆乾杯とは祝いの席で必ずおこなわれる儀式乾杯 とは、パーティなどの会場に集まった全員がそろって
グラスにお酒をつぎ その酒を飲み干す最初の儀式です。
もともとは神や死者に捧げる儀式とされていたと言われていますが
現在では 慶事 や 祝賀会、さまざまな 研究会 や 式典 懇親会
などでも、会の発展を激励し祝うためにごく一般的におこなわれる
ようになりました。
乾杯 の音頭は、その祝い事の出席者全員でついだお酒を
飲み干す ことにより、出席者の連帯感を高め、その後の宴を
盛り上げる大事な役割を もっています。
乾杯 の音頭ではじまるパーティは、通常最初に主催者や来賓の
やや堅苦しいあいさつから始まることが多くなります。乾杯 の音頭は
その、緊張や堅苦しい雰囲気を和らげなごやかにするスパイス敵役割を
もっています。
通常は、乾杯 の後においしい料理などが、どんどん運ばれてきたり
用意されて対料理に箸をつけることが許され会話も盛り上がります。
いかに、乾杯 が、パーティなどで実に重要な役割をもつ儀式であることが
よく理解できると思います。
◆乾杯の指名を受けることは貴重な体験です
人前で話した経験が少ない人にとっては、乾杯の挨拶 の指名を
受けるということは、かなり緊張し気が重くなるものです。
しかし、プラス思考の人は、逆に人前で話すチャンスをもらえたと
喜ぶそうです。
そういう人は、パーティーの規模が大きいほど、はりきって
「よし、やってみよう」と考えるそうです。失敗も貴重な体験と割り切って考えられる
前向きな考え方ですね。
ほんとうに、人前で話すという機会はなかなかないわけですから、ここは
その プラス思考をぜひみならってはどうでしょうか。
最初から、人前でうまく話せる人などめったにおりません。
挨拶やスピーチの達人と言われる方々も、幾多の経験や修練
でうまくなっていったわけですから、上手に話そうなどと考えず
今の自分が考えたことを、自分の言葉で淡々と表現してみましょう。
ビジネスシーンで乾杯の指名を受ける
◆ビジネスの席で乾杯の指名を受ける乾杯 の指名を受ける、命ぜられる。これは人前で話した経験が
少ない人に とっては大いに緊張し、スピーチをしている自分を
想像しただけで、気が重くなりがちです。
しかし、逆に考えれば人前で話すチャンスをもらえたとも言えるのです。
したくても、出来ない人もいるのです。
ここはひとつ、プラス思考で考え、積極的に経験してみましょう。
ビジネスの日常業務にも必ずプラスになる貴重な体験です。
◆乾杯の挨拶の構成とテーマ・考え方・話し方
1.日常会話の言葉で話す
最初から、人前でうまく話せる人などはあまりおりません。
ですから、「乾杯」の目的を理解し、貴方が考えたことを
日常の言葉で淡々と話し表現することが大事です。
2.テーマは1つ、1分か1分30秒程度以内でまとめる
長いスピーチは必要ありません。会の趣旨にあったテーマ
を、ひとつに絞り、話したい内容をストレートに表現すれば
良いのです。
※とちることを怖がらず、明るく元気にスピーチしましょう
3.内容をどう構成すればよいか
おこなわれる会の情報をよく調べることにより、ある程度話す
テーマの予測がつけられます。テーマはひとつでよいので後は
段取りを決めて構成を考えます。
一般的な構成は
1、自己紹介
2、出席者と主催者へのお礼
3、テーマにそったメッセージをひとつだけ
4、唱和のお願いをする
5、「乾杯」の発声をおこなう
になります。
◆最大のチェックポイント
テーマは1つ、1分か1分30秒程度以内でまとめ、テーマ
内容は会の内容にそったエピソードが一番わかりやすい
ので、それを選んだら後は元気よく明るくが基本です。